(この記事は2021年3月13日に更新されました)
「公務員は給料が安定しているといわれているけれど、このさきどうなるか分からないから心配・・・」
「副業ができないから、お金を増やす手段がない・・・」
「財形貯蓄はしているけれど、パワー不足で心配・・・」
そんな悩みを持つ教員の方に向けて、今回は書いていきますよ!
目次
こんにちは、たんくです。
今は教員二年目ですが、将来のことを考えて資産運用をしています。
一般的に激務と言われる教員ですが、教員にもできる資産運用があります。
今回は忙しくてもできる資産運用を紹介していきます。
今回紹介する資産運用は極めてリスクが少ないですが、リスクゼロの資産運用はありません。
1ミリのリスクもとりたくないよって人は、タンス貯金しましょう!減りませんから!
積み立てNISA開始!
ぼくは教員二年目になった今年の四月から、積み立てNISAを始めました。
積み立てNISAという言葉を聞いたことはあるのではないでしょうか?
NISAは有名で、名前もよく聞くと思いますが、”積み立て”NISAは2018年から始まった、比較的新しい投資スタイルです。
積み立てNISAは投資信託
積み立てNISAは投資信託(とうししんたく)と言われるシステムの投資です。投資信託とは、自分の代わりに投資のプロが、自分の資産を運用してくれるというものです。
難しいことが分からなくても、しっかり資産を運用できるメリットがありますが、運用してもらう分の手数料は払わなければいけません。
少額から投資できる
社会人二年目のぼくでもできるような投資なので、少額から始められます。
100円でも始められます。
ぼくは毎月三万円を積み立てています。
毎月三万円でも、貯金しているよりは運用した方が確実に増えています。タンス貯金や普通預金では、お金は増えません。
どこかの大手企業の株式を購入するような、大きな原資を必要としないのも積み立てNISAのメリットです。
始めるためのハードルは低いどころか、もうハードル地面にめり込んでそのまま歩けるくらいです。
長期運用向け
積み立てNISAは「半月で100万儲けてぇ!」という方には向いていません。回れ右。
積み立てNISAで資産を運用するなら、5年や10年単位の長期で運用することが前提です。
そもそも少額から積み立てていける投資で、短期で儲けるなんて無理ですよね。
しかし時間がかかる分、元本割れ(最終的に損すること)のリスクが極めて低いのも事実。
投資と聞くと初心者にとっては怖いことを想像するものですが、積み立てNISAなら大丈夫です。
10年、20年と長く持ち続けるなら、それだけリスクは少なくなっていきます。
早く始めれば、自分の老後2000万円問題にも大きく貢献できます。
とにかく積み立てNISAは、早く儲けたいハイリスク・ハイリターンな投資ではありません。
優良投資先しか取り扱いナシ
積み立てNISAは、金融庁が認めた基準をクリアしている優良な投資先しかありません。
よく銀行窓口などで投資の相談とかもちかけられるんですよね。(聞いてもないのに)
銀行窓口などでお勧めされる投資先は100.5%やめておいた方がいいです。
投資信託を購入するときにかかる販売手数料と、資産運用をしてもらう運用管理費の二つがポイントです。
運用管理費が安い
銀行窓口で紹介される金融商品でよくあるのが、手数料がバカ高い。
投資信託なので、運用管理費を払わなければいけないのはそうなんですが、高すぎる。
運用管理費2%
と聞いてあなたはどう感じますか?
高いですか?安いですか?
実はこれ、高いです。
こういう投資先に投資させて、手数料で儲けようとしているパターンが多いので、銀行窓口で勧められる金融商品には手を出すのはやめましょう。
販売手数料が安い
また販売手数料に関しても、銀行で扱っているものは高い傾向があります。
販売手数料3%
と聞いてあなたはどう感じますか?
高いですか?安いですか?
これも高いです。
運用管理費や販売手数料が高い投資信託を買ってしまうと、儲けの中の多くが手数料で持っていかれて銀行がただ喜ぶだけになってしまいます。
運用管理費や販売手数料について正しい感覚を持っていれば、自分でしっかりと判断することができますが、そんな知識は必要ないです。話はもっと簡単。
銀行で金融商品を買ってはいけない
です。
ちなみに積み立てNISAでぼくが買っている投資信託の今現在の運用管理費は、
0.0968%です。
またこの投資信託の販売手数料は
0円でした。
ノーロードといわれる、販売手数料がかからないもので積み立てNISAはノーロードの投資信託ばかりです。
銀行の窓口で勧められるようなアブナイ金融商品は一切ナシになっているのが、積み立てNISAです。
運用利益が非課税
一年間に40万円の非課税枠があります。非課税で保有できる期間は、20年間で、口座開設は2037年まで。
(改正して、2042年まで口座開設可能になりました)
20年×40万円分の運用分の非課税枠があります。
十分大きなメリットですよ。
長く運用するほど、運用利益が大きくなりやすい傾向があります。(絶対ではありません)
しかし、運用期間が短いとそれだけ元本割れのリスクも高くなります。
手間がかからない
積み立てNISAのどんなところが教員に向いているのかというと、手間がかからないこと。
毎日多忙を極める教員だからこそ、積み立てNISAを始めてほしいなと思います。
積み立ての設定を最初にしてしまうと、それからはほったらかしにしていても毎月勝手に積み立てて、しっかり運用してくれます。
一番最初しかやることはありません。
むしろそんなに手間をかけるべきではありません。
長期にわたって持っていてこそ資産は増えていきます。
時には大きく値が下がり元本を割ったとして、慌てて売るような人は積み立てNISAには向いていません。
積み立てNISAで最後に多くの利益を出す人は、
ほったらかしにする人です。
- 手間がかからない
- ほったらかすほど利益が出る
日々の業務が忙しい、教員の方にこそ向いている資産運用ではないかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は激務の教員の方にこそ向いている資産運用として、積み立てNISAを紹介しました。
「公務員だから安心」とは言い切れない世の中になってきました。
自分の人生は自分で作っていくものです。
今から将来に向けて種をまきましょう。