(この記事は2021年1月2日に更新されました)
「コロナ禍でオンラインが進んできたが、ICTをどのように使えばいいか分からない・・」
「Zoomを用いた実践はどのようなものがあるのかを知りたい・・・」
「Zoomは学校現場ではどのように使われているのかを知りたい・・・」
そんな思いを持つ先生に向けて、今回は書いていきますよ!
こんにちは、たんくです。
普段は公立小学校の教諭として働き、宿題では葛原先生のけテぶれ、漢字では土居先生の漢字指導法を取り入れ、日々実践しています。
また校内ではIT・視聴覚主任を担当しています。
今回はZoomについて書いていこうと思います。
コロナ禍でZoomの需要が増えてきて、教育現場でも使われることも増えてきました。
実際に職員の研修ではよくZoomを使って参加することも多いのではないでしょうか。
授業をZoomで行うこともありますよね。
しかし、意外にも学校行事でZoomを使うときもありました。
どのように学校行事でZoomを使ったのかを紹介していきます。
一つの参考として見ていただければありがたいです。
Zoomを使ったのは、音楽会
Zoomを使った学校行事は音楽会でした。
コロナの影響で、今年度の音楽会は、低学年の部と高学年の部の二部制となりました。
しかし音楽会に向けて各クラス一生懸命練習してきたので、せっかくなのでみんなに発表を観てほしい。
そんな思いから、Zoomを使って各クラスの発表を教室で観られるようにしました。
指揮台の下にパソコンを隠した
まず、どこかのクラスのパソコンをホストにしてZoom会議を始めました。
そして、指揮者が立つ指揮台の下にパソコンを隠して、Zoomを繋げました。
カメラ、ヘッドホン、LANケーブルなどのコードは指揮台の穴から出して目立たないようにしました。
パソコンの用意は音楽会前にやっておきました。
音楽会が始まる前に、指揮台の下のパソコンでZoom会議に参加します。
そうすれば、だいたいはOK。
必要によっては、長いLANケーブルや、USB延長コードがあると便利かもしれません。
LANの差込口まで距離があったので、30mのLANケーブルを用意しました。
ミーティングIDとパスワードを各教室に配布
ホストのパソコンでZoom会議を始めたら、ミーティングIDとパスワードを各教室に配布しましょう。
そうすることで、各教室が観れるタイミングでZoomに参加することができます。
ホストになるパソコンは、参加の許可をする必要があるので、誰かが観ているorホストのパソコンの場所が分かっているといいでしょう。
観られてよかった
各クラスの音楽会の発表を教室から観られてよかったという声を他の先生方にたくさんいただきました。
やはりそれぞれのクラスが頑張ってきた音楽会ですから、形は変えてもみんなで観ることが大切なんじゃないかなあと思います。