(この記事は2020年12月29日に更新されました)
「けテぶれを始めたいけれど、どんなノートを使えばいいか分からない・・・」
「けテぶれがやりすいノートなんてあるのだろうか・・・」
「はじめはノートを揃えたほうが、指導しやすいのかな・・・」
今回はそんな不安を持つ先生に向けて、書いていきますよ!
こんにちは。現在現役で公立小学校で教諭として働いている、たんくです。
今年の4月より、子どもたちのより良い学びの実現に向けて”けテぶれ”を導入しました。
実際にけテぶれを始めていく前の準備として、ノートを準備しなくてはなりませんね。
けテぶれがしやすいノートはあるのでしょうか。
今回はけテぶれのノートについて書いていきます。
あんまり関係ない
ぼく自身けテぶれを実践して来て、ノートはあまり関係ないかなと思いました。
「け」「テ」「ぶ」「れ」がしっかり書かれていれば、あとは子どものやりやすいノートでいいと思います。
ただ、1冊目をそろえると指導はしやすいかなと思います。
宿題交流会などでも、同じノートであれば友達との取り組みの違いも見やすいです。
慣れてきたら本人が良けりゃなんでもいいと思います。
「け」「テ」「ぶ」「れ」がしっかり書いてあることが約束です。
1冊目は秋田県式の家庭学習ノートを使った
1冊目は学年費で購入し、2冊目以降は家庭で用意していただくことにしました。
そこで1冊目に選んだのが、秋田県式の家庭学習ノート。
買ってから知ったのですが、秋田県って学力高いんですね!すばらしい!買った時は、秋田県式ということすら知らなかった(笑)
このノートを1冊目に選んだ理由があります。
それは、けテぶれが定着しやすそうだと思ったからです。
どうしてそう感じたのか。それは、めあてと振り返りを書く欄があったからです。
このノートには、めあてと振り返りを書く欄がすべてのページについていました。
めあてのところには計画を、振り返りのところには分析を書くとちょうど使い勝手がいいし分かりやすい。
また、子どもたちはこういう書くところがあると、書きたくなって毎日書くという習慣がつきやすいのではないかと思いました。
欄を使うように指導したわけではない
でも「ここに計画を書いて、ここに分析を書く」という指導はしていません(笑)
そこは子どもに任せようと思いました。
なにも言わなくてもその欄に書いてくる子もいるし、その欄はガン無視して違うところにゴリゴリ書いてくる子もいます。
どっちでもいですよね。本人のやりやすいようで。
ただ、最初の1冊ということで、子どもたちの負担を少しでも減らせるよう、環境を用意する気持ちでこのノートを選びました。
2冊目以降は多少慣れてくるので、そのへんも自分で考えてやってくれています。
ちなみに、秋田式のノートには、学習時間を書く欄もありましたが、時間はまったく気にしていなかったのでまったく触れませんでした。
2冊目以降の子どもたちのノート
2冊目以降は家庭で用意していただきました。
子どもたちがどんなノートを持ってきたかというと、
バラっバラです(笑)
学習帳シリーズのものが多少多いかな?というくらいでみんな自由なノートを持ってきています。
5ミリ方眼を使っている子もいれば、漢字練習帳に全部やってくる子もいます。大学ノートにやってくる子もいます。
本人がやりにくくなければ何でもいいです。
一度、「自由帳でもいいか」と子どもに聞かれたことがあり、「いいよ」と即答しています。
ただ、罫線がないのでやりにくいと感じたのか、その子は自由帳は持ってきませんでした。
子どもに先に言っておくべきだったこと
大したことではないのかもしれませんが、子どもから「ノートが終わったらどうすればいいか」「次はどんなノートがいいのか」とよく聞かれました。
「2冊目以降のノートはご家庭で用意してください」を言っておかなければいけませんでしたね。
「やりにくくなければなんでもいいよ!」と答えていましたが、これを子どもたちに早く言っておけばよかったなあと思っています。
家庭も子どもも困っちゃったかなと感じたので、もしまた同じような機会があったらしっかり伝えておきたいと思います。
(伝えていなかったから学習帳シリーズを買ってきた子が多かったかな?と少しだけ思っています)
これからけテぶれを始める先生にはお勧めしておきます(笑)
まとめ
けテぶれに使うノートは何でもいいです。
本人がけテぶれがやりにくくなければ。
そんなことも自分で考えて、自分に向き合う基礎が少しずつついてくるといいなあと思っています。