教育

【先生向け】連絡帳はいつ書く?どんな力を付ける?

(この記事は2021年1月1日に更新されました)

「子どもたちが連絡帳を書くのに時間がかかる・・・」

「連絡帳をいつ書かせるべきかわからない・・・」

「そもそも連絡帳を書いている意味があるのか・・・?」

そんな悩みを持つ先生に向けて、今回は書いていきますよ!

こんにちは、たんくです。

普段は公立小学校の教諭として働いています。宿題では葛原先生のけテぶれ、漢字学習では土居先生の漢字指導法を取り入れて日々実践しています。

 

今回のテーマは、連絡帳!

毎日の教育活動で行われるルーティーンの一つですね。

 

たんく
あなたのクラスの子どもたちは、いつ連絡帳を書いていますか?

ぼくは連絡帳を書くための時間が日課に設定されていないので、いつ書こうかなと迷っていました。

 

しかし今行っているシステムにしてから、教師のストレスも減り、子どもたちの忘れ物などの失敗に対する自覚も芽生えて、連絡帳を書く時間にも迷わなくなりました。

そんな方法をご紹介していきたいと思います。

毎日の学校生活の中で行われる「連絡帳」

学校の日課には、連絡帳を書く時間がありません。

しかし連絡帳を、授業の時間を使って書くのはもったいない気持ちがありますよね。

 

連絡帳を書く時間を作ってしまうと、やりたかったことがなかなかできずに終わってしまうことがありますよね。

たんく
全員が書けるまで待っているのも時間効率が悪いですよね

 

僕も以前は授業の時間を使って連絡帳を書いていました。昼にドリルをする時間が少しあったのですが、その時間を連絡帳の時間にすることもありました。

もともと連絡帳を書く時間は設定されていないので、本来やるべきことができなくなってしまいますよね。

 

そもそも連絡帳を書くことって必要なのでしょうか?

たんく
こんなことがありました。

 

ある児童の忘れ物が続きました。同じものを忘れてきてしまうのです。

なぜいつも忘れてきてしまうのか。それは、家に帰った時には忘れてしまっているから。

 

忘れ物をすると連絡帳に書けばいいという発想がなかったのです。

なんのために書いているのかはまったく感じておらず、やらされる行為はこんなにも思考停止を招くんだなと驚きました。

 

これ以降、連絡帳を書くことについて考え始めました。

連絡帳は別に一斉に書く必要はない

学校の日課で連絡帳を書く時間なんて設定されていませんよね。なので、みんなで一斉に連絡帳を書く必要なんてないんです。

大事なのは、子どもたちがしっかり書いて帰ること。

 

タイミングなんて関係ないんです。

書いた時間を記入する連絡帳なんてありませんよね。

 

今ぼくのクラスでは、1日の中のどこかの時間で自分で書いておくやり方をしています。

どのように連絡帳を書いていたか

ここからは、実際にどのように連絡帳を書いていたのかご紹介していきます。

僕自身、段階を踏んで変えていきましたので、段階ごとにご紹介していきたいと思います。

書き方①

最初は授業の時間や昼の時間を使って全員で一斉に書いていました。

ちなみに当時の校長先生からこんなお言葉をいただきました。

 

校長先生

昼のドリルの時間を連絡帳に使うのではなく、しっかりドリルを行うようにしてください!

それ以降、授業の時間を使って連絡帳を書くしかなくなってしまいました。

書き方②

一回目の変更です。

ここからは、1日のどこかで自分で時間を作って連絡帳を書くことにしました。

 

朝に書く子もいましたし、帰り間際に急いで書く子もいました。

 

ただ、全員書いたかどうかのチェックはすることにしました。

担任のOKがもらえたら、連絡黒板の自分の名前のマグネットをはがしていくようにして、連絡帳をかいていない子は一目でわかるようにしました。

 

たんく
なので、帰り間際になって名前が残っている子は、焦って連絡帳を書かされるような感じでした。

ここまでは、書かされる連絡帳でした。

書き方②(現在の書き方)

二回目の変更です。ちなみにこれが今現在の連絡帳の書き方です。

1日の中のどこかで自分で時間を作って書くのは変わらないです。

 

しかし書いたかどうかのチェックはしていません。

つまり、書いていなくても誰も何も言わないのです。

 

連絡帳を書く必要性を感じてもらうことが大切だと思います。

連絡帳を書かなくても、忘れ物をしなかったり、本人が困っていなければ問題ないです。

 

たんく
連絡帳を書くことが目的になってはいけませんね。

もし連絡帳を書かなかったら?

連絡帳のチェックを担任がしないということは、書かずに帰る子も出てきますよね。

もし連絡帳を書かなかったらどうなるのでしょうか?

 

結論から言うと、問題ないです。

 

忘れ物一つにしてもただの忘れ物ではなく、次につなげるための失敗としてほしいと思っています。

 

もちろん二回続けて忘れ物をするときもあるでしょう。

しかしそういうときは高確率で連絡帳に忘れ物を書いていません。

失敗から学ばなければいけないんだなという気付きを得てほしいなと思います。

 

忘れ物をして困るのは、忘れてきた本人ですよね。

自分の行動による当然の結果はしっかり受け止めていってほしいと思います。

 

そうやって気づけていってほしいです。

 

忘れ物をして怒られて終了の子ってけっこう多いです。

でも本当に大切なのは、失敗してからの行動ですよね。

”忘れたから、連絡帳に書いておこう”と、行動につなげられるようになってほしいですね。

連絡帳を通して自己責任を教える

連絡帳を一斉に書くことは、時間効率が良くありません。

また書かされることで、連絡帳を書く意味をまったく考えずに忘れ物を続けます。

 

自分でどこかで時間を作って、自分のために書くというのは、自分のことを自分でやる責任を持たせるということです。

サボれば困るのは自分。

その当たり前をしっかり教えてやるのは、勉強でも同じですよね。

 

やらせるから思考停止に陥る事例は他にも多くあります。

やらされることは、サボったモン勝ちになってしまいます。

 

連絡帳を通しても、子どもたちの心を育てる一つのツールとして使うことができます。

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