(この記事は2020年12月14日に更新されました)
「歳を取ってからも登山がしたい・・・」
「登山に自信はないが、手ごろな山なら登ってみたい・・・」
「下伊那で手ごろで景色のいい山はないか・・・」
そんな悩みを持つ人に向けて、今回は書いていきますよ!
こんにちは、たんくです。普段は公立小学校の教諭として働いています。
今回は山のことについて書いていこうと思います。
登ってきたのは、長野県下伊那郡の松川町にある小八郎岳(こはちろうだけ)
今回は今年で定年になる母と一緒に登ってきました。
いや~定年で山に全然登ったことのない母が登れるとは思いませんでした(笑)
無事、帰ってこれてよかったです。
小八郎岳からはこんな景色を楽しむことができます。南アルプスです。
さすが長野県ですね。山がすごい・・・。
さて、小八郎岳についてまとめていきたいと思います~。
小八郎岳
松川町にある山で、標高は1,470mです。
駐車場の鳩打峠(1,118m)からの標高差は352mです。
お手軽に登れます。
コースタイムは、人にもよりますが登り1時間で下り40分くらいを見ていきましょう。
登った時期・時間
実は母は虫が苦手でして(登山向いてない)夏は避けまして、12月に登ってきました!
1時間くらいで登れてしまいますので、登山というよりはハイキングに近いでしょうか。
山頂でお昼を食べたかったので、午前11時に登り始めました。
下山はもう少し短い時間で済むと思いますが、休憩をしながらゆっくり進んで1時間で下りてきました。
小八郎岳の標高では、山道に雪はありませんでした。
装備
特に登山という装備はしていきませんでした。定年の母は長そで長ズボンのジャージにスニーカーでOKでした。
もしもあるなら登山靴で行くといいと思います。12月になると落ち葉が重なっていて滑ることもあるかもしれません。
鳩打峠から、気温は1桁でしたが登っている最中に体が温かくなってきて寒さに困ることはなかったです。母は途中で上着を脱いでいました。
今回母は持っていきませんでしたが、トレッキングポールがあると腰や膝への負担が少なくて便利だと思います。
若い人はトレッキングポールはなしでOKです。
駐車場は鳩打峠
小八郎岳の登山口は鳩打峠(はとうちとうげ)という場所です。小八郎岳の奥にもう一つ烏帽子岳(えぼしだけ)という山がありますが、烏帽子岳に登る人も鳩打峠から登ります。
しかしカーナビに鳩打峠といってもうまく出てきませんでした。
そこで、片桐神社を目的地に設定することをおすすめします。片桐神社は住所で目的地設定ができました。
(片桐神社:松川町上片桐1597)
片桐神社までナビ通りに行くことができたら、もう鳩打峠まで一本道で行くことになるのでOKです。
途中で間違えそうになる道もないことはないですが、しっかりと表示がありますのでその通りに進んでいただければと思います。
(この分かれ道は右ですよ~!舗装されている道路の方を選んでください)
登山開始!
ここでトレッキングポールを家に忘れてきた方に朗報です。なんと登山口の横の登山ポストに、いい感じの棒がたくさんあります。
見てください。これ、い~い感じですよね。選ぶのに迷っちゃいそうな。。。
また登山ポストには、小八郎岳、烏帽子岳に関するパンフレットがありますので是非持って行ってくださいね。
僕は母と11時に登り始めました。
登っている途中、ササユリが茂っています。
きれいなササだなあと思って一つちぎろうとした瞬間。
松川町ササユリを守る会に止められ、そのままちぎらずにスルーすることに。
小一郎!?
そして登っている途中でこんなものを見かけました。
小一郎!?七足りへんやん!(しかもめっちゃ松ぼっくりお供えされてる・・・)と思いながらも進んでいました。すると、、、
小二郎!一郎増えた!ここで分かりました。
小三郎も発見してだんだん登っていきました。
片桐ダムが見える
途中で片桐ダム展望地があります。遠くに見えるだけですが、”あれがダムなのか~”と楽しんでください。
こんなところにダムあったんですね!という感じでした。
分かれ道
どんどん進んでいくと、分かれ道が現れました。
左に行けば烏帽子岳、右に行けば小八郎岳。ちなみに烏帽子岳は標高2,195mで登りの時間は4時間です。
定年の母もいるので小八郎岳の道を選びました。
小四郎行方不明
分かれ道を抜け、どんどん進んでいくと・・・
こ・・小五郎!?小四郎どこ行ったん!?見逃したか!
それにしても小五郎なんだか老けたな。
でも小一郎からどんどん歳をとっているような・・・。
小六郎が楽しみだ!
うおーー、けっこういってるー!
この調子でいくと小七郎は死んで頭に輪っかでもついてるんじゃないか!?
そんなことを母と話しながら山頂を目指しました。
ちゃんと輪っかついてましたね。
個人的には山頂直前の坂が一番急だったかなと感じました。滑らないように気を付けてください。
山頂到着!
ゆっくり登って、積極的に休憩もとっていましたので時間は予定より遅れるかなと思っていましたが1時間と7分で到着しました。
母もなかなかつかれた様子。少し山頂で休憩してからお昼にしましょう。
それにしても山頂からの景色いいですね。
南アルプスの山々、伊那谷が見下ろせます。ススキも咲いていて最高でした!
山頂には、片桐小八郎の霊が祀られています。
片桐小八郎は、昔にこのあたりを治めていた人の名前だそうです。
(この説明は山頂で見ることができますよ)
またその隣に、他の山々の名前と標高が書いている石があります。小八郎の山頂から、烏帽子岳だって見ることができますよ。
さあ少し休憩もしたところで、お昼ご飯にすることにしました。
山頂でカップラーメン食べる最高さを分かってくれる人いますかー?
下界で食べるよりも100倍おいしいですよ~。
小八郎ではそういう店は全くないので、ちゃんと自分で持っていきましょうね。
下山開始
一般的に登山は、下山の方が時間が短くなります。下りるだけですからね。しかし膝を痛めやすかったり滑ってけがをしやすいのも下山です。気を抜かないように気を付けて下りてくださいね。
今度は小七郎からだんだん下っていきます。ちなみに下りも同じ道ですが、向きが反対なので小〇郎が見つけにくいです。
だんだん下っていくともうすぐ終わるというときに、分かれ道が現れます。
「あれ?来るときこんな分かれ道あったっけ?」というような道です。
左にいったことはないですが、右を選んで無事下山しています。また合流するところもないように思えましたので、右を選んだ方がいいと思います。
最後の最後に丸太の階段を下って帰還となりますが、ここ気を付けてください!丸太の上が非常に滑りやすい。本当に最後の最後にぼくと母が転んだところです。
ぜひここだけは気を付けて帰還してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は体力に自信がなくてもハイキング気分で登山できる、小八郎岳を紹介しました。
けがに気を付けながら登ってみてくださいね!