(この記事は2020年10月17日に更新しています)
こんにちは。現在現役で公立小学校で教諭として働いている、たんくです。
今年の4月より、子どもたちのより良い学びの実現に向けて”けテぶれ”を導入しました。
「けテぶれにバラエティがない・・」
「いろいろとやってほしいけれど、どんなふうがいいのか自分でも分からない・・」
「けテぶれを始めてみたはいいものの、どんなことをしてくるのがいいのかうまく説明できない・・・」
そんな不安を持っている先生に向けて、今回は書いていこうと思います。
今回はぼくのクラスで実際に提出された”ちょっとだけ変わった”けテぶれノートの内容について書いていきます。
これもアリだね!と思ってくださればと思います。
内容は「社会見学」
最近子どもたちを連れて、地域のスーパーに社会見学にいきました。
店長さんはお忙しい中、1時間半ずっと子どもたちと一緒に店内を回ってくれて質問を受けてくださいました。
もちろん、社会見学に行く前から、授業でスーパーについて学び、質問はある程度考えていきました。
社会見学当日の朝、ある女の子が出したけテぶれの内容が、みんなとは少し違うものでした。
それは、
け 明日の社会見学の流れを書く
というものでした。
その内容は、まず店長さんにどんな質問をするかや、店員さんにする質問、お客さんにする質問までまとめてありました。
社会見学の流れを、前日に家でじっくりまとめてみるなんて、3年生ではなかなかできないですよね。
漢字や計算だけでなくとも、けテぶれをこんな風に使ってくれて、きっとその子の社会見学も充実したと思います。
その子のけテぶれは、けテぶれ通信に載せました。学校行事についてのけテぶれも面白いなあと思います。
なにより、行事から学べることを自分でノートにまとめてくるんですから、かなり学びの質が高かったんじゃないかと思います。
これからも子ども自身の形で、にいろいろな出来事にけテぶれを使ってほしいなと思います。