(この記事は2021年1月16日に更新されています)
「けテぶれを始めたいけれど、なかなか勇気が出ない・・・」
「けテぶれを始めようとは思うけれど、保護者はどう感じるのかなあ・・・」
「自分のクラスで本当にけテぶれができるのかなあ・・・」
そんな悩みを持つ先生方に向けて、今回は書いていこうと思います。
こんにちは。現在現役で公立小学校で教諭として働いている、たんくです。
今年の4月より、子どもたちのより良い学びの実現に向けて”けテぶれ”を導入しました。
けテぶれを知ったのは、2019年の8月でした。Amazonでけテぶれの書籍を購入し、何度も読みました。
しかしぼくが実際にけテぶれを始めたのは8か月後でした。
どうしてそんなに時間が経ってしまったのかというと、自分でもけテぶれを実践するのは不安だったからです。
今回は、実際にどんな不安があったのか、また、始めてみてどうだったかを紹介します。
けテぶれを知ったときの感想
一斉の宿題に疑問を持っていたぼくは、初めてけテぶれを知った時に納得することが多かったです。
一人ひとり学びの形は違っていていいし、それは当然ですよね。
ただ、けテぶれを始めるとなると、なかなかその一歩が踏み出せない。。。
それは、自分が見ている子どもたちに、本当にこんなことができるのかという不安と、保護者はどう感じるんだろうという不安でした。
不安①自分の見ている子どもたちはけテぶれができる?
けテぶれの書籍では、分かりやすいように実際のノートの写真が多く載っています。
文だけの説明よりもかなり分かりやすいです。
でも、自分の見ている子どもたちは本当にこんなふうに自分で学べるのだろうかと不安が大きかったです。
もし、うまくいかなかったら、この子たちの学びを台無しにしてしまう。その責任が自分にとれるのかと考えると、焦って始めるようなことではないのかもしれないと感じました。
不安②保護者はどう感じるのだろうか
本来この学びは子どものためであって、保護者の方の意見に左右されるべきではないのかもしれませんが、
やはり保護者の存在が気になってしまうんですね。教員というのは。
「先生が宿題づくりをやめただけ」とか「子どもに丸投げするのか」などを言われたらどうしよう。
また、僕は新卒2年目というのもあって、経験がないくせに変わったことをするのは不安に思う保護者の方もいるだろうなと思いました。
そのように保護者の反応を気にしてしまう自分がいました。保護者は連携して子どもを育てていく大切な協力者ですから。
そんな理由でぼくは、けテぶれを購入してから8か月間始めることができませんでした。
けテぶれを始めてみて
結論から申しますと、けテぶれを始めてよかったと思います。それは、子どもたちが自分に向き合えるようになったと思うからです。
一斉の宿題のときは、完全に受け身だった学びが一転しました。
自分の今日の授業でわからなかったこと、苦手な漢字、復習などなど。
自分に向き合って学びを進める姿に会うことができました。
自分を知るってすごく大事なことですよね。
まとめ
・けテぶれは子どもの学習力を確実に伸ばす。
・自分の見ている子どもたちがけテぶれができるかどうか不安だったが、始めてよかった。
・自分を知るということが大切。